主な取り組み

 私たちは「組合活動の原点は職場」という考えで、世話活動を行なっています。労組役員は、組合員の身近な相談相手です。仕事や人間関係、労働条件をめぐる不満はもちろんのこと、個人的な悩みについても、相談に応じています。
 組合員のゆとりある豊かな生活の実現と、魅力ある企業・職場づくりのため、全力をあげて取り組んでいます。

魅力ある企業・職場をつくる活動

 優れた産業や企業であるためには、経営指標で示される数値の良さだけでなく、そこに働く者からみて「魅力ある産業・企業」であることが極めて重要です。私たちは「魅力ある企業・職場づくり」を労使共通の目標として、協力して取り組んでいます。
 そのためには労使のコミュニケーションを深め、前向きに協議を進めていくことが大切です。日産労連では、職場の建設的な意見を集約して、企業、事業所、職場の労使協議や意見交換を通じて、それを各企業の事業計画や産業全体の政策に反映しています。

魅力ある組合づくりと組織拡大の活動

 私たちは、組織の形態や運営、活動の中身や領域の見直しなどを継続して進め、常に魅力ある組合づくりに取り組んでいます。
 また、企業の合併、統合、分社化などの際には、組合として適切な対応をとり、同じ「志」を持つ仲間を増やす組織拡大の活動にも積極的に取り組んでいます。

雇用の確保の活動

 雇用の安定・確保は組合員が安心して生活する上で最も重要なことです。そのために、組合員の生活の基盤である産業・企業の体質改善・強化に積極的に取り組んでいます。そして、具体的な雇用問題に直面した場合は、組合員の働く場所を労連全体として確保するよう最大限の取り組みを行なっています。
 また、雇用問題の発生により退職を余儀なくされた組合員および当該労組を支援する目的で「日産労連雇用対策基金」を設け、活用しています。
 私たちは「組合活動の原点は職場」という考えで、世話活動を行なっています。労組役員は、組合員の身近な相談相手です。仕事や人間関係、労働条件をめぐる不満はもちろんのこと、個人的な悩みについても、相談に応じています。
 組合員のゆとりある豊かな生活の実現と、魅力ある企業・職場づくりのため、全力をあげて取り組んでいます。

政策・制度改善の活動

 企業内において賃金、一時金、総労働時間の短縮をはじめとする労働諸条件の改善活動を進めるとともに、政府に対しては、国民生活に関わる政策・制度課題の改善を要求する活動を、連合や自動車総連などの上部団体、組織内議員とともに、積極的に行なっています。また、自動車産業のあり方に関わる諸問題をはじめ、社会保障や税制改革などについて、国・地方自治体、経営者に対する要請活動や、広く社会に対する働きかけなどを行なっています。

また、自動車産業のあり方に関わる諸問題をはじめ、社会保障や税制改革などについて国・地方自治体、経営者に対する要請活動や、広く社会に対する働きかけなどを行なっています。

政治活動

 組合員の実質生活の向上をはかるうえで、私たちは政治活動を通じ、中央や地方の政治に対する発言力を拡大することにより、税制、年金・医療、教育問題など、政策・制度の改善や地方における福利厚生・生活環境の充実に向け取り組みを進めています。

ジェンダー共同・多様性推進に向けての活動

 仕事と育児、介護などの両立支援と育児・介護休業制度の職場への浸透、運用面の改善など、すべての働く仲間が活躍し自分らしく働き続けられる職場環境をつくるにあたり、多様な立場の声を吸い上げるために、まず「女性役員の維持・拡大」と「より多くの女性が組合活動に参画できる環境整備」に取り組んでいます。

日産労連 ジェンダー共同・多様性推進計画書

文化・体育活動

 文化展や様々なイベント・行事といった文化・体育活動は、仲間の連帯意識を高めるとともに、明るい職場づくりにも役立つ重要な活動です。組合員の意識の多様化を踏まえ、自動車総連、日産労連、各労組が役割を分担しながら実施しています。

福祉活動

 私たちは「福祉基金」をもとに恒常的・計画的に福祉活動を進めています。具体的には、障がい者のみなさんに“生の舞台”を観ていただく「クリスマスチャリティー公演」、障がい者施設を訪問する人形劇「チャリティーきゃらばん」などの福祉文化活動、福祉施設への物品援助、さらには組合員のための相談事業(無料法律相談、メンタルヘルス相談、介護・健康相談、相続・遺言相談)や援助事業など、幅広い活動を進めています。

共済・サービス活動

 私たちは、総合共済、火災共済、生命共済など組合員とその家族が安心して暮らせるいろいろな共済制度を運営しています。
 また、ホテルやレジャー施設、各種提携店を有利な条件で利用できる「とくとくシリーズ」など、日産労連のスケールメリットを活かした多彩な共済・サービス活動を行なっています。

国内・国際連帯活動

私たちは、国内・外の多くの労働組合との連携・協力活動を進めています。

国内連帯活動 自動車総連の仲間との連帯活動を中心とし、「連合」「JCM(金属労協)」などと連携をとっています。
国際連帯活動 グローバル化の進展とともに、国際的な連携はますます重要になっています。そこで、私たちは、自動車総連を通じて、IndustriALL、ITUC(国際労働組合総連合)、JCM(金属労協)、UNI Global Union などに加盟している各国の組合との交流や連帯を活発に行なっています。
※インダストリオールは、国際金属労連(IMF)、国際化学エネルギー鉱山一般労連(ICEM)、国際繊維被服皮革同盟(ITGLWF)が統合し結成されました。

教育・研修活動

 良き社会人、良き組織人として成長してもらうために、日産労連は労組役員や組合員を対象とした教育・研修活動を行なっています。本部開催、地域本部開催のセミナーを通じて人材育成を図っています。

広報活動

 日産労連や組合の活動、自動車産業の動向などをみんなに知ってもらう広報活動も欠かせません。そのために、日産労連として機関誌「ゆうL i f e」を発行。また、ホームページ ・インスタグラムも開設しています。

日産労連インスタグラムはこちら            https://www.instagram.com/nissanroren/

エルダークラブ活動

定年退職後も生きがいをもって暮らしていけるために、日産労連が日本で最初に設立した定年退職組合員制度「エルダークラブ」を通じて、エルダー会員相互の交流や、共済制度の運営などを行なっています。